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桑名御遊「雅楽の演奏と日本神話の朗読会」 |
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『 桑名御遊(くわなぎょゆう) 』として、多度大社の神苑庭舞台にて舞楽奉納に始まり、 豊明殿洋間にて、管絃と舞楽の演奏会(第1部)のほか、雅楽演奏付の日本神話の朗読会 (第2部)がありました(主催:桑名市文化スポーツ振興公社/地元テレビにて放映)。 |
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<舞楽奉納> | |
奉納直近に突如として好天、新緑の美しき清流岩座の御本宮前で演奏できました。 荷太鼓と荷鉦鼓をもって古楽乱声の道楽にて神楽殿から本宮前まで参進したところ、 庭舞台に参拝客が集まってきたところで、薫風と瀧の音とともに「胡飲酒」奉納。 |
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<管絃演奏> | |
高舞台にて、前半は、双調の管絃2曲(酒胡子と胡飲酒破)と舞楽曲2曲(狛犬と獅子)、 後半は、舞楽「胡飲酒」一具の演奏をもって、退出音声(長慶子)。 |
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<朗読会> | |
朗読の各場面の効果音として、曲と楽器を生かして演奏してみました。 次の機会があれば、是非、御神楽をしっかりと謡い奏でたいものです。 朗読者(元アナウンサー水谷りゑさん)登場から朗読導入部分で平調と双調調子(笙)、 熊襲征伐(ヤマトタケル誕生)と出雲征伐の場面でそれぞれ縒合と星音取等(神楽笛)、 東方征伐への嘆きの場面で朝倉音取(篳篥)、草薙剣による勇闘場面で狛調子(高麗笛)、 「あずまはや」と美夜受比売との結婚の場面でそれぞれ大直日音取と倭歌音取(龍笛)、 尾津(多度)の一本松に行きに置き忘れた刀を見つけて謡う場面で神楽音取(和琴)、 天つ空へ消ゆ(ヤマトタケル最期)誄歌の場面で盤渉調 越天楽(龍笛&琵琶&楽箏) |