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八壺豆(多度豆)は、江戸時代に多度大社参詣者のための土産物として考案され、今日に受け継いでおります。
大豆に、きな粉を砂糖水で固めて三倍程に大きくした球状ものを、白砂糖で包みこんだ素朴な豆菓子です。
多度山の清流(八壺渓谷)は、禊(みそぎ)の場として信仰され、その滝の飛沫(しぶき)を形取ったものと考えられます。
大豆は、節分の厄除けに撒いて食するなど、古来から人々の栄養源となっており、多度祭りの祭馬の滋養剤としても用いられております。
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多度地域は、梅の美しいところでした。その形を固焼きにしたものです。山椒の風味と固焼きの歯応えがあって人気となっています。
多度山の松の緑を背景にした梅の花の香る山里には、多度祭りの馬乗りの訓練をする若者の姿が見られます。
保存食ですので、少しずつ味わいながら、多度の山里を思い出していただけることと存じます。
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多度山東部は、柚井といわれ、柚に適したところです。最近まではみかん山になっていましたが、それ以前は柚の里でした。柚のほかに、山里の生姜なども詰め合わせてあります。
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